我が家は、土地を買った後に「建てたい家が建てられない」と発覚しました。今になって思うのは、契約前の重要事項説明を、もっとちゃんと読み込めていれば、気づけたかもしれない、ということです。
同じ後悔をしないために、土地を買う前の重要事項説明で、特に「家が建てられるか」に関わる欄をまとめます。
重要事項説明とは
重要事項説明は、不動産の契約をする前に、宅地建物取引士がその物件の重要なポイントを書面で説明してくれる手続きです。専門用語が多く、読み飛ばしたくなりますが、ここに「その土地でどんな家が建てられるか」を左右する情報が詰まっています。
「建てられる家」を左右する欄
まず見たいのが、建物のサイズや形に関わる部分です。
- 用途地域:その土地にどんな建物が建てられるかの大前提。北側斜線などの高さ制限がかかるかも、ここで決まります
- 建ぺい率・容積率:土地に対してどれくらいの大きさ・延床の家が建てられるか
- 高さ制限・斜線制限:建物の高さや形の上限。我が家がつまずいたのがここでした
「そもそも家が建てられるか」に直結する欄
次に、土地そのものの条件です。これらは、見落とすと家づくり自体が成り立たなくなることがあります。
- 接道状況:敷地が法律上の道路にきちんと接しているか。条件次第で再建築できないこともあります
- セットバック:道路が狭い場合、敷地を後退させる必要があり、使える面積が減ることがあります
- 私道負担:前面が私道だと、負担分の面積や費用・通行や掘削の権利が関わってきます
暮らしのインフラも忘れずに
水道・電気・ガス、そして排水が公共下水道かどうか。これらが整備されていない土地だと、引き込みに思わぬ費用や時間がかかることがあります。「誰が・いつ・いくらで」整備するのかを確認しておきましょう。
当日までにやっておくと良いこと
おすすめは、重要事項説明書のコピーを事前にもらって、先に目を通しておくことです。当日その場で初めて読むと、専門用語に圧倒されて質問どころではありません。先に読んでおけば、分からない言葉や気になる点をメモでき、当日に的を絞って質問できます。
そして何より、少しでも引っかかったら遠慮なく聞くこと。「この土地に、希望の家が本当に建てられますか?」——この一言を、契約のハンコを押す前に必ず確認してください。我が家の反省を込めて、これだけは強く伝えたいです。
(※制限には緩和措置などの例外もあります。最終的な可否は自治体の窓口や設計士・宅建士に必ず確認してください)

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