正直に言うと、このウッドデッキは、当初の家づくりの計画には入っていませんでした。
北側斜線のトラブルで企画住宅の形を崩すことになり、その流れで生まれた空間です(その顛末は別記事に書きました)。トラブルから生まれたのに、今では家族が一番長く過ごす、我が家で一番好きな場所になりました。
人生、わからないものです。
素材は迷わず「人工木」。ズボラな我が家の正解だった
ウッドデッキというと、天然木の風合いに憧れる人も多いと思います。私も憧れました。
でも、迷いませんでした。人工木(樹脂)一択でした。
理由は、手入れです。我が家は、木の家(BESS)を「メンテナンスが続けられない」という理由で見送ったくらいのズボラ。そんな我が家が、ウッドデッキだけ天然木にして、年に一度の塗り直しを続けられるわけがない。
人工木は、再塗装がほぼ要りません。汚れても水でサッと流せる。風合いは天然木に一歩譲りますが、「続けられる手入れの楽さ」には代えられませんでした。
屋根付きにしたら、ウッドデッキの"稼働率"が段違いになった
ここが一番伝えたいところです。
ただのウッドデッキじゃなく、屋根付きにしたこと。これだけで、できることが一気に増えました。
- 洗濯物干し:雨や急な天気でも気にせず干せる
- 子どもの遊び場:日差しの強い日も、小雨の日も外で遊べる
- くつろぎ:コーヒー片手にぼーっとする特等席
- 観葉植物を育てる:直射と雨をほどよく避けながら、外気で育てられる
- バーベキュー:これは特に——
屋根があるから、天気に左右されずに「全部」できる。これが本当に大きいんです。
夏のバーベキュー、屋根があって本当に良かった
中でも、屋根のありがたみを一番感じるのが夏のバーベキューです。
直射日光を避けられるし、夏特有の急な夕立でも中断しなくていい。
正直に言うと、屋根のない、ただのウッドデッキだったら、たぶん我が家はBBQをやらなかったと思います。「準備するのも片付けるのも天気次第」だと、どうしても腰が重くなる。
屋根があると、「とりあえず今日やるか」が成立するんです。この"ハードルの低さ"こそが、ウッドデッキを使い倒すか、物置みたいになるかの分かれ目だと、住んでみて確信しました。
これから作る人へ:屋根とメンテ性は、最初にケチらない
屋根付き+人工木は、初期費用は上がります。
でも、ここは「結局使うか、使わなくなるか」を決める部分。世の中で一番もったいないのは、作ったのに使わないウッドデッキです。
「手入れが面倒で、いつの間にか使わなくなりそう」——そんな未来が少しでも見えるなら、人工木は本当におすすめします。そして「天気が悪いと出る気がしないな」と思うなら、屋根は付けておいたほうがいい。我が家は、この2つにお金をかけて正解でした。
ウッドデッキが、もっと快適になるもの
最後に、我が家のウッドデッキで活躍しているものを。
屋外用のチェアとテーブル、屋外ラグ、すぐ使えるBBQグリル、夜にちょうどいい屋外用ライト、そして観葉植物のプランターたち。
我が家のウッドデッキは、企画住宅を崩した"おまけ"から生まれました。でも、もし最初から「こういう暮らしがしたい」を複数社にぶつけて間取りを見比べていたら、もっと早くこの形にたどり着けたかもしれません。家づくりは、まず各社のプランを並べてみるところから。



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