以前、入居5年目に気づいた小さな誤算として、壁紙の継ぎ目割れとあっさり切れた電球の話を書きました。あれ以来、「次はどこが来るんだろう」というのが地味に気になっていて、住宅設備の寿命について一度きちんと調べてみることにしました。
結論から言うと、築6〜10年というのは、いろいろな設備がそろそろ寿命の目安に差し掛かってくる時期のようです。
10年以内に故障しやすいと言われる5つの設備
調べてみると、新築から10年以内に不調が出やすいとされる設備には、だいたい共通の顔ぶれがありました。
- 給湯器:寿命の目安は7〜10年。内部の部品が劣化しやすく、冬場に負荷がかかって故障するケースが多いそうです。部品交換で2〜10万円、全体交換だと15〜30万円ほどが相場とされています。
- エアコン:寿命の目安は約10年。フィルターやコンプレッサーの劣化で冷暖房の効きが悪くなってくるとのこと。軽微な修理なら1〜5万円、全体交換だと10〜20万円ほど。
- トイレのウォシュレット:寿命の目安は8〜10年。ノズルの目詰まりや電気回路の故障が主な原因で、部品交換1〜3万円、本体交換5〜10万円が目安。
- 換気扇:寿命の目安は7〜10年。モーター部分の劣化やフィルター詰まりで効きが落ちてくるそうです。
- 食洗機:寿命の目安は7〜10年。水漏れやヒーターの故障が主なトラブルとされています。
こうして並べてみると、水回りと空調系がやっぱり先に来るんだなという印象です。うちはまだ大きな不調は出ていませんが、給湯器とエアコンは毎日使うものなので、この2つだけは少し意識しておこうと思いました。
外壁やクロスも同じタイミングで動く
設備だけでなく、建物側にも動きが出てくる時期のようです。外壁のシーリング(継ぎ目を埋めるゴム状の部分)は、10年を目安にひび割れが出てくることが多く、打ち替えで10〜20万円ほどかかるとされています。屋根も建材によっては7〜15年で再塗装や部分補修が必要になるケースがあるそうです。
クロスについては、経年での剥がれや汚れが目立ってくるのがこのあたりの時期で、6畳あたり4〜7万円+諸経費が相場という情報がありました。実際、うちの継ぎ目割れもこの時期に出た小さな一例だったんだろうと、今になって納得しています。
築6年はまだ保証期間内のことが多い
調べていて安心したのは、一般的な新築住宅の保証(主要構造部の欠陥・雨もりなど)は10年間というケースが多く、築6年はまだその範囲内にあたることが多いという点です。設備の不調が出たら、まず購入時の保証内容を確認して施工業者に相談するのが順番として正しそうです。
すべてを前倒しで交換する必要はなく、「次はこのあたりが来やすい」というリストを頭の片隅に置いておくだけでも、いざという時の心構えがだいぶ違う気がします。
入居6年のうちで、実際に手を入れたところ
調べた目安とは別に、うちで実際にあったことも書いておく。
エアコン:5年を過ぎて効きが悪くなり、分解掃除を頼んだ
入居して5年を過ぎたあたりから、エアコンの効きが悪くなってきた。そこで専門の業者に分解掃除を頼んだ。費用は1台あたり約1万5,000円。今のところ、買い替えはしていない。「効きが落ちた=すぐ買い替え」と決める前に、まず掃除を頼むのも一つの手だと思う。
網戸:子どもが押して破れたので、自分で張り替えた
網戸は、子どもが押してたるみと破れが出た。業者を呼ぶほどでもないので、自分で張り替えた。設備が壊れるというより、暮らしていれば傷むもの、という感覚に近い。
壁紙:継ぎ目の隙間は2回。1回目は点検で直してもらった
壁紙の継ぎ目は、これまでに2回気になった。1回目は入居2〜3年目、継ぎ目に隙間が出てきたもので、これは点検のときに直してもらった。2回目は入居5年目ごろ、寝室の継ぎ目が割れてきたもので、こちらは生活に支障がないので今も様子を見ている(入居5年で気づいた家の小さな誤算に詳しく書いた)。点検の時期が近いなら、気になる箇所をメモしておいて、まとめて見てもらうのがいいと思う。
まとめ|築6〜10年は「そろそろ」を意識する時期
- 給湯器・エアコン・ウォシュレット・換気扇・食洗機は寿命目安7〜10年で、築6年以降は不調が出始めてもおかしくない時期
- 外壁シーリングは10年、屋根は建材によって7〜15年が再塗装・補修の目安
- クロスの剥がれ・汚れも同じ時期に目立ちやすい
- 築6年はまだ保証期間内のことが多いので、不調が出たらまず施工業者に相談する
※本記事の寿命目安・費用相場は一般的な情報をもとにまとめたものです。実際の状態は住宅や設備の使用状況によって異なります。
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